2021

井嶋研究室

今年度の井嶋研究室のメンバーは、修士1名、学部4年生6名の総勢7名で井嶋先生、川崎先生のご指導の下、毎日研究に励んでいます。今年は井嶋先生が定年を迎えられるので、先生には教授としての最後の1年を楽しんでいただけたらなと思います。

今年は、以下の研究を進めています。
・常微分方程式線形外力解を用いた非弾性地震応答計算法の開発
・Modal Analysisを用いた立体トラスの幾何学的非線形解析に関する研究
・Modal Analysisを用いた平面構造の幾何学的非線形解析に関する研究
・立体トラス有限変位における全特異点探索アルゴリズムに関する研究
・気象庁震源データを用いたグーテンベルク・リヒター則の検討
・GR則に基づく日本国内地域別地震活動度の統計的評価に関する研究
・STUDY ON METHODS OF NUMERICAL INTEGRATION FOR COMPUTING SEISMIC RESPONSES OF INELASTIC STRUCTURES

難しい内容も多くありますが、学生同士支えあいながら研究に取り組んでいます。 井嶋先生は、時に厳しく時にやさしく、料理上手で私たちにもおいしいご飯を振舞ってくださいます。先生の料理は絶品です! 今年の先生の誕生日には私たちから帽子をプレゼントしました。とても気に入って頂き、毎日、学校に被って来て下さいました。 川崎先生もプログラミングやパソコンの操作方法など、様々な面で、私たちの研究の手助けをして下さいます。いつも本当にお世話になっております。 先生方には、研究に関することだけではなく、就職活動に関してもたくさんアドバイスを頂きました。ありがとうございました。 同じ構造系の研究室の帯屋研究室との交流もあり、充実した研究室生活を送っています。

井島研究室

 

井島研究室

 

井島研究室

 

(学部4年 瀬戸間咲耶)

 

猪八重研究室

私達、猪八重研究室は、D3が1名、D1が2名、M2が5名、M1が3名、B4が6名、B3が5名、計22名(留学生2名、社会人1名含)が所属しています。現在の活動は、都市計画分野を中心に地理情報システム(GIS)を用いて研究を行っています。主に都市に対する課題や疑問を発見し、それらを解決・改善するために、各々が自由にテーマ設定を行い研究を行っています。

日々の活動としては、各々の研究テーマを大まかに分類し、「防災」「交通」「都市構造」の3つのグループ別にゼミを実施しています。先生からの的確かつ客観的なアドバイスをもとに、先輩・後輩・同期といった学年の枠を超えて議論やアドバイスを行える環境であるため、非常にレベルの高い研究を行うことができます。

また昨年に比べて、修士の学生数や学部の配属人数も多く、加えて3年次から研究室配属になるなど、在籍者数過去最多を更新しており、都市工学科でも1,2を争う人気研究室に所属できている我々のモチベーションは高く、都市計画に興味のある学生同士の雰囲気も良好です。

また今年はM2の谷崎さんが建築学会、牝小路さんが都市計画学会の査読を通過するなど積極的な外部の研究発表も行っています。 今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による緊急事態宣言等の影響で実施できませんでしたが、例年はバーベキュー会や忘年会などを行っており、プライベートでも仲の良い研究室です。

卒業生の諸先輩方、佐賀へおいでの際には是非研究室へ遊びにいらしてください。

追伸:当研究室の猪八重准教授は、念願のマイホームを手に入れました。

猪八重研究室

 

猪八重研究室

 

 

 

(修士1年 村上風太)

 

押川研究室

押川先生と野口技術職員のご指導の下、修士2年生1名、修士1年生1名、学部4年生5名、学部3年生3名の合計10名が在籍する研究室となっています。 主に、沿岸域の水環境や海岸工学に関する研究、豪雨災害や防災に関する研究を行っています。 今年度は、佐賀の水害に関しての現地調査や、諫早湾に設置した観測機器の回収を行いました。

週に1回の押川研ゼミでは、水環境についての教科書の輪読・発表を行いながら、押川先生からご指導を受けています。発表者を中心に、教科書や発表の内容について押川先生から厳しい質問を受けるのですが、学生が曖昧に理解している部分を見事に突くような質問で、ゼミがとても有意義な時間になっています。 また、個別の研究の相談に対しても押川先生がしっかりと時間をとってくださり、親身になって相談にのってくださります。

今年度は、新しいカリキュラムに伴い、学部3年生が後学期から研究室に配属されています。早速3年生もゼミで発表を担当したり、水環境工学分野の研究室合同の中間発表会に参加したりと、少しずつ研究室の活動に触れており、今後の成長と来年度からの研究活動に期待しています。

現在は修士・卒業論文提出が差し迫っており、3月には土木学会西部支部研究発表を控えています。研究活動に熱が入っており、押川先生のご指導のもと、良い成果を出せるように日々精進しております。 以上、研究活動を中心に紹介しましたが、普段は緩めの過ごしやすい雰囲気が漂ってます。卒業生の諸先輩方は佐賀にお越しの際には、是非押川研究室にお越しください。

押川研究室

 

押川研究室

 

 

(学部4年 江口・島田・星丸)

ナルモン研究室

私たち水環境システム工学研究室では、ナルモン先生、佐々木技術職員、修士1年生2名、学部4年生6名、学部3年生5名で日々研究活動に励んでいます。今年は理工学部4号館の改修に伴い4月から研究室及び先生方の部屋が新しくなりました。

今年度は、研究対象として、有明海、筑後川、寺内ダム、嘉瀬川ダム、厳木ダムなどの水環境に着目し、水質の様々なデータをもとにExcel・VBA、GISを活用し、解析と考察を行っています。それぞれの環境の状態や問題点を取り上げ、日々研究に取り組んでいます。 また、今年度から学部3年生が秋から研究室配属となり、より一層活気づいております。

ナルモン先生は、穏やかで優しくもありますが、研究に対しては厳しく且つ的確にご指導していただいております。佐々木先生には、Excel,VBAを教えていただくとともに、SPIや一般常識などの就活対策などもご指導いただきました。卒業研究ではナルモン先生とは違った意見をもらい、より良い研究になっています。私たちに真摯に向き合ってくださる先生方に感謝しております。

学部4年生全員の進路が決まっているので、社会に出る自覚を持って過ごし、残り短い学生生活ですが卒業論文の完成とともに社会人になっても気を引き締めて頑張っていきます。

OB・OGの皆様も佐賀にお越しの際には是非研究室に足をお運びください。

 

ナルモン研究室

 

ナルモン研究室

 

 

 

(学部4年 石王丸貴士、河野美玖、近藤優希、酒井裕介、生野智大、村上千優)

山西研究室

私たち山西研究室は山西先生のご指導の下,学部4年生5名と修士1年1名と,今年度からは学部3年生4人も加わり総勢10名で日々研究活動に励んでいます.山西先生には,忙しいにもかかわらず,一人一人の研究についても熱心に指導いていただき,とても感謝しています.

本研究室では主に低平地沿岸流域の「水環境」や「生態系」に着目した研究を行っています.今年度,山西研究室の学生が取り組んでいる主なテーマは以下の通りです.
・放流口を起点とした受水域内の栄養塩輸送に関する研究
・下水処理放流水受水空間内の底泥が直上水質に及ぼす影響に関する研究
・有明海湾奥部における水温の長期変動特性と水域生態系に及ぼす影響
・河道内ガタ土堆積抑制のための新たな対策工に関する研究
・大気中における粒子状物質の挙動と分析法に関する基礎的検討 などが挙げられます.
研究のための現地調査や実験,分析などを定期的に行うため,大変ではありますが,その分得られる情報も多く,より考察する力が身についたように思います.特に現地調査は体力的にはきつかったですが,毎回何人かと協力して行うので,なんだかんだ楽しく取り組むことができました.

山西研究室は他の研究室に比べても,現地調査などが多い分,大変なところもあるように思いますが,今後,社会人になる上で重要なことなども数多く学ぶことができるため,人としても成長できるところだと思っています。最後に,卒業生の先輩方につきましてはご多忙だと存じますが,佐賀にお越しの際は是非,研究室に足をお運びください

山西研究室

 

山西研究室

 

(学部4年 高井佑豪)